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Contactsファイル用 親子型UTF-8/SJISコードコンバータ CntUSCvt
Ver.1.01 (2000.5.10)
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目次
1. はじめに
2. 変更点
3. 動作環境
4. 導入/削除方法
5. 実行方法
6. 機能
7. 注意・制限事項
8. 改訂履歴
1. はじめに
このツールは、PSIONのContactsファイル内の文字列を、UniFEPのUTF-8とSJIS
コード間で双方向に変換するものです。
2. 変更点
・Ver.1.00では、SJIS→UTF-8変換時に半角カナがあると変換を中止していまし
たが、半角カナは強制的に全角に直した上で変換するようにしました。
・変換が中断された場合も、ファイル名が変ってしまう点を修正。
3. 動作環境
このツールを動作させるためには以下の環境が必要となります。
・PSION 5mx, revo
・UniFEP for 5mx, UniFEP for revo
・Contact.OPX (SISファイルに同梱)
また、シンクロの動作確認は以下の環境でのみ行っており、他の環境について
は、まったく実績がありませんので、ご注意ください。
・PSION: Series5mx, revo
・PC側OS: Windows98, WindowsNT 4.0 Workstation
・コンバータ: PsiWin 2.3以降
・PIMソフト: MS Schedule+ 7.0, MS Outlook97
4. 導入・削除方法
(1) 導入方法
PC上でダウンロードしたZIPファイルを展開します。
ZIPアーカイブの中身は下記の通りです。
.\ --- CntUSCvt.txt 本テキスト
CntUSCvt.SIS アプリケーション
src\ --- CntUSCvt.opl OPLソース(親)
CUSCCore.opl OPLソース(変換モジュール)
Run.opl OPLソース(子)
CUSCCommon.oph OPLヘッダファイル
CntUSCvt.mbm アイコンイメージ
PsiWinまたはMacConnectを用いて、CntUSCvt.SISをインストールしてくださ
い。C:\DocumentsにCntUSCvt.aliasという名前の、Contacts風のアイコンが
できれば成功です。
なお、CntUSCvtはExtrasバーには表示されないため、C:\Documentsの下に作
成された子モジュールを直接タップして起動します。子モジュールは移動、
転記、リネーム可能です。
◎秘技
\System\Apps\CntUSCvtの下にあるコード変換用サブモジュールの、
CUSCCore.opoは、「Contactsさま」Ver.1.00と共通です。
\System\Apps\CntUSCvtの下に存在しない場合は、同一ドライブの
\System\Apps\CntSamaの下からロードしますので、どちらか一方を削除
することができ、ささやかながらディスク容量を節約できます。
(2) 削除方法
コントロールパネルのAdd/removeより、CntUSCvtを削除してください。
なお、移動、転記、リネームされた子モジュールは自動的には削除できませ
んので、手動で削除してください。
5. 実行方法
System画面より子モジュールをタップします。
起動すると、変換方向を指定するダイアログが出ますので、UTF-8 --> SJIS,
SJIS --> UTF-8 のどちらにするかを指定してください。
【注意】文字コード判定は行っていないため、変換方向を間違えると、文字化け
して復帰不能になりますので、気を付けてください。
次に、ファイル選択のダイアログを表示しますので、変換したいファイルを指定
してください。変換を開始します。
変換が完了するとアプリケーションは終了し、変換されたContactsファイルは、
UTF-8 --> SJISの場合には .sj というサフィックスが付き、逆方向ではサ
フィックスが取り除かれます。
6. 機能
CntUSCvtは以下の機能を有しています。
(1) 各エントリのコード変換
Contactsファイルのテキストを、UTF-8からSJISへ、またその逆方向に変換
します。
(2) ラベルのコード変換
Contactsのラベルを、UTF-8からSJISへ、またその逆方向に変換します。
(5) セットアップ
変換方向を指定する画面で、[Setup]ボタンを選択すると、セットアップ画
面が開きます。セットアップ画面では、ラベルの変換可否を設定できます。
7. 注意・制限事項
・このツールは、第2節の動作環境において、動作確認を行っていますが、動作
およびデータの保全について保証するものではありません。本ツールの使用に
よるデータ破損等の責任は負いかねますのでご了承ください。
・子モジュールを全て削除してしまった場合は、SISファイルより再インストー
ルしてください。
・ShiftJIS→UTF-8変換時に半角カナが見つかった場合は、強制的に全角に直し
ます。その場合、濁点や半濁点は前の文字とは組み合わされず、単独の記号の
ままとなります。また、全角への変換途中に次項の制限文字数に達した場合、
それ以降の文字は切り捨てられます。
・Contacts上では文字列の長さには制限がありませんが、都合により、文字列の
長さが2048バイト(全角約682文字)を超えるものがあった場合は変換を中止し、
元の状態に戻します。
・このツールはフリーウェアです。改変・再配布は自由に行っていただいて構い
ません。
・このツールの著作権は私、三橋が所有しておりますが、あくまでUID管理上の
都合によるもので、同一の名称やUIDを用いないなどの配慮をしていただく限
り、再利用等を妨げるものではありません。
8. 改訂履歴
■ Ver.1.00(2000.5.4)
・新規公開
■ Ver.1.01(2000.5.10)
・SJISの半角カナを強制的に全角に変換するようにした。
・変換を中断した場合にも、ファイル名が変ってしまう点を修正。