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用意するもの
工具類(ハサミ、ラジオペンチ、ピンセット、カッターナイフ、ハンダごて等)

基盤の取り外し
フレキケーブルを修理するにはまず液晶ユニットを本体から取り出す必要があります。 5mxの分解については 東日本Psion EPOCユーザーズグループ の「武藤師範代の5mx完全分解マニュアル」に詳しい手順が紹介されているので、ここでは部分的なポイントのみ紹介します。
5mxから電池、スタイラス、CFカードを取り外し、ボトムケースを固定している3本のネジを外します。 1つはCFカードスロットの蓋を開けるとスタイラスを格納する溝に、 2つ目はバッテリーケースの蓋を開けると中央部の爪の辺りにあります。 ネジ1 ネジ2
3つ目はバックアップ電池の蓋を開けた中、 リセットホール横の"WARRANTY VOID IF REMOVED"と書かれたシールをカッターの刃等で丁寧にめくると現れます。 VOIDシール ネジ3
液晶パネルを開き、バッテリーケース側からボトムケースを丁寧に引き起こし、 ある程度持ち上げたら前にずらして先端の爪を外します。マイクの部分が引っかかり易く、 無理に外そうとすると破損する恐れがあるので注意します。 ボトムケース
バッテリーケースの蓋を外し、次にリアカバーを外します。 リアカバーはバッテリーケース中央部の、ネジがあった場所の向かい側にある2つの爪で本体にはまっていますので、 この部分を後ろに引っ張ってはずすと、全体が外れてきます。 バッテリーケース リアカバー
リアカバーが外れるとディスプレイ部分を止めている左右2本の棒スプリングが露出しますので、これらを外します。 スプリングが2本とも外れると、ディスプレイとキーボードが自由にスライドするようになります。 (まだケーブルがついたままですので外すことはできません) バネ1 バネ2
基盤を取り外すためにスピーカーケーブルと、3か所あるネジを外します。 基盤
液晶フレキケーブルとキーボードケーブルを、基盤の裏側から抜きます。 これで液晶パネルとキーボードが基盤から完全に外れます。 ケーブル