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フレキケーブルの応急修理(失敗例)
ここからは単に私が行った修理の記録ですので、万人に当て嵌まるものではありません。その点をご注意ください。
※ この修理方法では、1ヶ月程度しか持ちません。
液晶パネルのフレキケーブルを目視で調べましたが、断線箇所は発見できませんでした。 そこで取り出した基盤とキーボード、液晶パネルを仮組みしてACアダプタに接続して5mxを起動し、 電源が入った状態でケーブルの断線箇所を捜しました。 断線箇所の捜索
フレキケーブルのあちこちを曲げたり押さえたりして、どの状態で表示が乱れるかを調べていきました。 その結果、私の場合は液晶パネルのすぐ下、 ディスプレイを開いた時にケーブルが折れ曲がる箇所で断線が起きていることが判明しました。 (写真では指で押さえている辺り、丸い穴の右側で断線が発生)そして、その箇所を固定してしまえば、 断線による表示の乱れも起きないこともわかりました。 断線箇所
※ この方法では、1ヶ月程度しか持ちません。
そこで、ディスプレイを開いた時に断線箇所が折れ曲がらなければ、なんとか使用可能になるのではないかと思い、 薄いプラスティック板を貼付けて固定してみようと考えました。 適当なものがなかなか見つからず、結局某CDショップの期限切れポイントカードを使ったのですが、 もう少し薄めのカードの方が良かったかもしれません。 (カメラのさくらやのカードなどが良いかと思います)
カードのフレキケーブルへの貼付けには、ゴム・軟質プラスティック用のボンドを使いました。 写真では貼付けたカードの下端付近のケーブル表面が汚れていますが、 これは最初カードがもう少し長く、汚れている辺りまであったためです。 しかし実際に本体に組み込んでみると長過ぎてディスプレイの開閉に支障が出たため、結局この長さまで切り取りました。
ケーブルの補修
※ この方法では、1ヶ月程度しか持ちません。
プラスティック板で補強した液晶パネルを分解した時と逆の手順で元に戻し、 電源を入れてディスプレイを開閉して動作を確認してみました。 断線自体を修復したわけではないので、開閉の途中で断線箇所が離れて表示が乱れますが、 ディスプレイを開いた状態では問題なく使用できました。
なお、写真は修復済みと未修復の液晶パネルを並べて置いたものです。 ちなみに修復した方は元々5mxに入っていて、最初に断線した液晶パネルで、 もう一方はエヌフォー社に修理してもらった際に入れられた液晶パネル(こちらも断線)です。
修理前後