電池の交換 |
取り出した充電池の黒いプラスティックフィルムを剥がすと、固定された2本のニッケル水素充電池が出現します。
電池は東芝製で、容量は書いていませんでした。
(型番に700という数字が入っている物もあるそうです)
両極の接点を外し、充電池から接点と温度センサーを分離します。
接点は溶接されているようで、ペンチ等で引き剥がすしかなさそうです。
(分解前の写真を撮り忘れたため、再度組み立てたものを撮影しています)
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市販の単四ニッケル水素電池2本を直列に固定しますが、電池や端子を単に固定しただけでは衝撃や圧迫等で電池の接点が離れ、
メモリー内容が飛んでしまう恐れがあります。
私は銅の導電テープに梱包用の緩衝材を挟んだものを電池間および両端の電極にはさみ、
電極が多少動いても伸縮して接点が離れないようにしました。
ちなみに、使用した導電テープは3M製で東急ハンズで購入したもの、
緩衝材は5mxの液晶ユニットを交換した際に外したユニットが入っていたものです。
私は機械音痴なのでわかりませんが、秋葉原等で探せばもっと安くていいものが入手できるかもしれません。
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充電池を離れないようにしっかり固定し、外した接点と温度センサー(熱電対)を取り付けます。
その際、絶縁テープであまりぐるぐる巻きにしてしまうと、ケースに納まらなくなったり、
蓋が閉じなくなったりするので注意が必要です。
私は両端・電池間を絶縁テープで仮に固定し、熱収縮チューブに入れて固定した後、
外側に熱電対を先端を浮かすようにして絶縁テープで取り付けました。
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固定後の充電池を別の角度から見たものです。熱電対の先端を浮かすように取り付けています。
ちなみに、熱収縮チューブは東急ハンズで購入したものですが、少々厚かったようで
(収縮すると厚みが増すことに気付いていませんでした)、ケースに収めるのに苦労してしまいました。
これも秋葉原等で探せばもっと安価でいいものがあるのではないでしょうか。
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交換したバッテリーをケースに納め、コネクタを基盤に差します。ケースはあまり余裕がないので、
ケーブルや温度センサーが手前に来るように格納しないと、蓋がきちんと閉まらなくなります。
写真にも写っていますが、コネクタのピンを曲げてしまい、曲がったピンを元に戻す際にコネクタを損傷してしまいました。
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ケースに電池を格納したところを横から見たものです。電池の出し入れを繰り返すうちに、ケースもあちこち損傷してきてしまいました。
コネクタを基盤に差したら、ケースを元に戻す前にACアダプタをつないで一旦電源を入れて正常に起動するか確認します。正常に起動できたら、開けた時の逆の手順で左右のスプリングを取り付け、ヒンジを結合してピンで固定し、プレートを元に戻して作業を終了します。
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